「観光PR -位置情報を活用した情報配信セミナー- 」(山口県防府市)
この度2016年12月1日〜2日の2日間にわたり、山口県防府(ほうふ)市の情報一元化事業の一環として「位置情報を活用した情報配信セミナー」をおこないました。
今回の情報一元化事業は、これまで個々の団体などにより個別に管理・発信されていた防府市の観光情報を一元的に管理し、関係各所の担当者間での連携はもちろん、市民レベルでの情報の蓄積・配信を視野に入れています。本事業は、防府市を訪れる国内外の観光客への観光情報提供だけでなく、実際に防府市で生活される市民の皆様への情報発信も含まれ、近年のスマートフォンを中心とした生活パターンの変化やニーズを的確に捉え、よりリアルタイムに近くわかりやすい情報提供をおこなうことを目的としています。また、2016年11月末からは韓国と山口宇部空港間の定期運航便が就航しており、これまで以上に歴史ある街としての防府市の魅力を国外の観光客に伝えることも視野に入れています。
今回は担当者が現地に長期滞在することにより、そこで見えてくる問題点を調査しながら、まずは観光という視点から今の防府市に足りないものを補うこととし、位置情報の活用を主軸としたセミナーをおこないました。セミナーには、防府市おもてなし観光課、一般社団法人防府市観光協会、防府市まちの駅うめてらすをはじめ、市の観光関係者が多数参加されました。
セミナーでは、位置情報を使ったサービスやアプリケーションの利用実際とその使い方を解説し、座学研修後には近隣の観光資源に出向き、参加者自身がスマートフォンを使いながら、実際に地図などのサービスへ観光施設の位置情報登録、観光施設の写真撮影と登録、登録済みの施設情報の修正などをおこないました。
2日間にわたるセミナーの結果、複数のサービスに対しての数カ所の未登録施設の追加、地図情報サービスやInstagramへ多くの写真が登録されました。市のおもてなし観光課の皆さんは、セミナー翌日に早速バスをチャーターして市内の観光施設を巡られるなど、実りあるセミナーになったようです。(担当: こもりまさあき)
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